痔核に対する治療法についての解説

痔核硬化療法(注射)
 内痔核に対して最も効果的な方法がこれです。お尻に注射は痛くて涙が出るぞ、と思われる方がいるかもしれません。昔はいろいろな薬剤が使われ腐らせて痔核を落とす、などという危ない治療法がありましたが、現代ではれっきとした薬品がありますし、腐らせるわけではありません。痔核の周りの組織に注射をすることで痔核を固める方法です。注射といっても全く知覚神経のない部分に注射しますので、処置中も全く痛みを感じませんし、その後の痛みもありません。外来でものの数分で終わります。その効果は絶大ですが、外痔核などには全く効きませんし痛くてたまりません。従って効果のある痔なのか見極めることが大切です。

マックギブ二−(痔核結紮療法)

 これは肛門から脱出するような内痔核に最も効果的な方法です。特殊な器械を使って(マックギブニー)内痔核の根元にゴムをかけて腐らせて落とす方法です。これも知覚のない直腸粘膜の部分で処置をしますので痛みは全くありません外来治療で数分もかかりません。

上皮温存痔核根治法

 これは4年前、考案した方法で痛みのある肛門上皮の部分をさわらずに内痔核と外痔核を切除する方法です。これは手術ですので麻酔が必要になりますが痛みは通常の手術に比べて格段に少ないのが特徴です。

PPH法についてはPPH法による手術のページをご覧下さい。