大腸ポリープについて
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大腸ポリープとは?
大腸の粘膜から隆起した突起物(腫瘤)はすべてポリープと呼ばれる。ポリープは粘膜などの表面に生じ、原則として茎をもった良性の腫瘤(しゅりゅう)である。 症状としては多くの場合無症状である。ときに下血[血便]が認められる。 |
種類と特徴
◆組織学的には腫瘍性ポリープと非腫瘍性ポリープに大別される。
| ■腫瘍性ポリープ その一部からがんが発生する。腺腫(せんしゅ)あるいは腺腫性ポリープと呼ばれる。大腸ポリープの約80%は腺腫である。S字結腸、直腸によくできる。 |
| ■線腫(腫瘍性ポリープ) |
| 一部(約10%)はがん化する。 |
| ■大腸腺腫症(家族性大腸ポリポーシス) |
| 無数(100個以上)の腺腫が発生し、がん化が高率にみられる遺伝子の病気。ガードナー症候群もこの一種。 |
| ■非腺腫性ポリープ がん化することは無い。若年性ポリープ、炎症性ポリープ、化生性ポリープなどが含まれる。 |
| ■若年性ポリープ |
| 幼児、小児の直腸にできやすいポリープ。下血を伴う場合が多い。 |
| ■若年性大腸ポリポーシス |
| 遺伝性で多発するタイプ。 |
| ■ポイツーシェガース症候群 |
| 皮膚、粘膜の色素沈着を特徴とする遺伝性の多発性ポリープ。 |
| ■炎症性ポリープ |
| 大腸炎が治る過程で、再生粘膜が異常隆起をおこしたもの。 |
| ■炎症性ポリポーシス |
| 炎症性ポリープが多発したもの。 |
| ■化生性ポリープ |
| 高齢者の直腸によくできる比較的小さいポリープ。 |
◆発生の仕方により腺管腺腫と絨毛腺腫などに別けられる。
腺腫の大部分は腺管腺腫で、絨毛腺腫は直腸に多いが頻度が低い。
治療法について
| ■ | 大腸ポリープはがん化する腺腫はごく一部であるが、どのような腺腫ががん化するかの予知は不可能なので発見されたポリープは内視鏡を応用して摘除することが勧められる。 |
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また、若年性ポリープも内視鏡的摘除術で治すことができる。高齢者に多い化生性ポリープは治療の必要はない。いづれもがん化することはない。 |
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がん化したポリープ(早期大腸がん)でもがん病巣が粘膜内にとどまっていれば安全に治療することができる。 |